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博多発東京行き新幹線のぞみの台車に亀裂が見つかった問題で、車両を所有するJR西日本は12月19日、台車枠の亀裂の長さが底面で16センチ、両側面でそれぞれ約14センチに達し、コの字形につながっていたと明らかにした。破断寸前の事態で、記者会見した 吉江則彦副社長は「極めて重大なインシデントで、新幹線の安全に対する信頼を裏切るもの。深くおわび申し上げる」と陳謝した。

運輸安全委員会が重大インシデントと認定した今回のトラブルについて、吉江副社長は「脱線に至ったかもしれない」との認識を示し、運輸安全委とは別に同社として独自の 調査報告書をまとめるとした。 (KYODO)