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鳥インフルエンザの発生を食い止めようと、熊本県の2カ所の養鶏所で4月13日の夜から14日にかけて、約400人の作業員が11万2,000羽の鳥を殺処分した。白い防護服を着て、手術用マスクとゴム長靴を身に付けた作業員らは、生きた鶏を袋に詰めた後、二酸化炭素ガスで殺し、2つの養鶏所に埋めた。養鶏所の一つは多良木町、もう一つは相良村にある。陸上自衛隊の隊員200人が、殺処分の作業に参加し、養鶏所を消毒するための石灰を届けた。少なくとも現在のところ、人間の健康に対して認識されている脅威はない。農水省は、鳥から人へ感染する事例は日本では今まで記録にないと指摘した。 (April 15)

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