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日本の研究者らは、尿の臭いを嗅がせることでがん患者を特定することができる長さ約1ミリの線虫を使った経済的ながん検知の方法を発表した。九州大学の広津崇亮准教授をはじめとする研究者らによると、このがんのスクリーニング検査は痛みもなく、1回につき最低100円、最大でも数百円しかかからず、結果は90分でわかるという。日立製作所などと組んで装置の開発をしており、2019年にも実用化を目指している。研究者らはこの方法により、従来の検査では見つけられない早期がんの発見が可能になり、人々に受診を促して早期治療が始められるとしている。 (March 12)

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