アマモ再生と里海作りで「豊かな海」に尽力する田中丈裕氏をゲストに迎え、第四回Satoyamaカフェ 2018年3月2日開催

Japan Times Satoyama推進コンソーシアム(代表:末松(神原)弥奈子、株式会社ジャパンタイムズ・代表取締役会長)は、2018年3月2日(金)に「第四回Satoyamaカフェ」を開催します。

「Satoyamaカフェ」は、全国各地の里山・里海で活躍している里山資本主義(※)の実践者の方々に東京で講演していただき、地域と東京とのつながりを創出することを目的としています。実践者にとっては、都心で開催することによって「関係人口」へのアプローチを容易にし、将来の協力者の掘り起こしにつながります。また、里山推進の取り組みに関心の高い都心層にとっては、地方へ関わるまたとない機会になります。

今回は、かつては瀬戸内海沿岸の開発と海水の汚染による漁獲量の減少に直面していた岡山県日生町地域で現在もアマモ再生と里海作りに尽力する田中氏をお迎えします。

里海のトップランナーと言われる岡山県日生町。かつては、瀬戸内海沿岸の開発と海水の汚染による漁獲量の減少に直面していた地域だ。漁獲量が減っていく中、「中高級魚が少なくなってきたのは藻場が原因ではないか」と最初に言ったのは日生の漁師さんたちだったという。当時アマモと呼ばれる海藻が生育するアマモ場が激減していた。田中氏は1985年に地元の漁師とアマモのタネを蒔く活動を開始。試行錯誤を繰り返しながら、毎年漁師たちとタネを蒔き続けたことで、当初は5ヘクタールにまで減っていた藻場が2015年には250ヘクタールまで回復、現在も広がり続けている。

次の世代へ繋ぐ「豊かな海」のリレー。田中氏は、日仏海洋学会でも日生の里海について発表。瀬戸内海の町からスタートした里海が今や国内だけでなく世界に広がろうとしている。

【概要】

  • 日時:3月2日(金)19:00-20:30
    • 19:00-20:00 Satoyamaカフェ
    • 20:00-20:30 ディスカッションを交えながら交流会
  • 会場:一番町第二TGビル(東京都千代田区一番町2-2)
  • 実践者:田中丈裕氏(NPO法人里海づくり研究会議 理事・事務局長)
    http://satoumiken.web.fc2.com/
  • 司会進行:吉田雄人氏(前横須賀市長/早稲田大学環境総合研究センター招待研究員)
  • 参加費:1,000円
  • テーマ:「里海からの発信 – 里海里山ブランドの推進に向けて」
  • 主催:Japan Times Satoyama推進コンソーシアム
  • 申込み方法:下記URLからお申込みください。
    https://peatix.com/event/354575

<田中丈裕氏プロフィール>

田中丈裕氏
田中丈裕氏

1953年生まれ。専門分野:水産行政全般、沿岸環境修復、魚類学
1978年高知大学大学院農学研究科栽培漁業学専攻修士課程修了、卒業後は岡山県において水産技師として32年間勤務。1981年から日生町漁協とともにアマモ場の再生に力を注いでいる。退職後2012年に“里海”の提唱者である九州大学名誉教授の柳哲雄氏らとともにNPO里海づくり研究会議を設立、現在に至る。

■Japan Times Satoyama推進コンソーシアムについて

【活動指針】

  1. 里山資本主義の実践者を支え、つなぎ、増やしていき、その活動を持続可能なものにしていくこと。
  2. 里山資本主義が、マネー資本主義のオルタナティブな選択肢として機能するようにすること。
  3. 里山資本主義への支援や関与が、企業や自治体等の国内外での価値を高める環境をつくること。

【公式URL】https://satoyama-satoumi.net

※里山資本主義とは、マネー資本主義をメインテーマとして尊重しながらも、お金に依存しない経済システムをサブシステムとして構築しようとする考え方です。海や山などの自然、地域における人間関係など、お金では買えない資産を大切にし、同時に現在のテクノロジーを最大限に活用することで、お金だけに頼らない社会、人々の暮らしに「金銭換算出来ない価値」を生み出す社会を目指します。


【本件に関する問い合わせ先】 <イベントに関する問い合わせ>

経営推進部(佐々木)
E-mail:pr@japantimes.co.jp
TEL:03-3453-5312(代)

 

<報道関係者> Japan Times Satoyama推進コンソーシアム事務局
E-mail: satoyama-cafe@japantimes.co.jp
TEL: 03-3453-5364
関連URL:https://satoyama-satoumi.net


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