設立は日本が終戦を迎えた1945年。国際教育の振興・語学教育を通じて国際交流に貢献することを目的として、歴史ある伝統校はその活動を開始した。長年の教育によって、15万人以上を指導し、総合的英語学校としての評価を揺るぎないものにしている。
メインのコースとなる「同時通訳科本コース」は3段階のレベルに分けられており、平日週2回または土曜週1回の授業が組まれている。現役の通訳者が自らの仕事を講義の素材として提供し、実践的な授業に力を入れている。また、通訳者としての能力を錬成するために、繰り返しのトレーニングとハイレベルな知的作業の研さんが積める授業で受講者の成長をサポート。高度な語彙や知識のインプットのための授業など、多様なニーズに応えるクラスが用意されているのも特長だ。
即戦力として通訳デビューできるように、授業は多様な実践的経験が積める内容
クラスは担任制ではなく、数人の講師が交代で指導を受け持ち、プロ通訳者としてのそれぞれの経験とノウハウをもとにしたオリジナリティーあふれる授業を実施。授業内容や素材は各講師が独自に工夫したもので、多岐にわたる仕事の現場から得られるダイレクトな情報によって、現場で柔軟な対応ができる通訳者の育成を促しています。
授業は逐次通訳を中心に行われ、英日の通訳力だけでなく、日英通訳力もしっかりつける内容になっています。日本語を母語とする人の場合、日英同時通訳は不得意分野となりがちですが、これを克服するためにオリジナルのトレーニングが組み込まれています。
授業が一方通行とならないようさまざまな工夫もしています。まず与えられた課題を英語で確認したり、受講生同士で英語で意見交換をしたりと、多角的な視点で訳を作り出す指導を実施。さらに、適切なロジック・概念に導くように、講師が丁寧にアドバイスして、通訳者に必要な思考方法を身に付けて訳を作れるサポートを行っています。
授業中に録音した自身の同時通訳音声をUSBメモリーに入れて持ち帰れるようにしており、自宅における効率のよい復習を望む受講者に好評です。
日英通訳専門に授業を行う田村智子先生の授業は、基本的に講義、板書、質疑応答がすべて英語で行われる。しかも、指名を受けた受講者は3秒以内に応答をするというルールも設けられている。
これは、日ごろから瞬時に相手に英語で反応する能力をつけるのが目的。英語を話すという心理的ハードルを下げて、完璧な答えを探すあまり時機を逸するよりも、いち早く行動に移すトレーニングとなる。通訳の能力として不可欠な、短い時間で相手に伝えるべき事項の優先順位をつける力を高めるのにも役立っている。
大学で英語を教える仕事をしています。職場の仲間から日米会話学院を紹介してもらい、英語力をさらに高めるために入学しました。現在は週2回、19時からの授業に出席しています。
私の仕事は英語を使うものではあっても、相手が日本語で話したことをその場で英語に訳したり、その反対のことをする機会はまずありませんでしたから、頭の違うところを鍛えているようで毎回新鮮な気分で受講しています。おかげで、話者の意図と会話のロジックに注意を払いつつ聴き取る力が少しずつ伸びてきているように感じます。
日英の授業では、文章の字面にとらわれない訳し方のポイントを教わり、目から鱗が落ちるような気づきを得ています。例えば、「こういうことに本来はなっていた」という文章。主語がないために英訳するときに一瞬とまどってしまいます。先生による模範解答は「This was the original plan」。聞けば「なるほど」と思いますが、日本語の構文の特徴をしっかり理解できていないと、なかなか出てこない表現です。先生方は、ご自身のプロの通訳者としての経験から導き出された成果を惜しむことなく教えてくださいますから、実践的な知識を身に付けられるうえに、通訳の現場の魅力を味わうこともできます。
現在は英語のスピーチが聴けるウェブサイトで自主的なスキルアップにも努めています。将来、私自身が関心を抱いている教育や国際貢献などの分野で通訳ができる機会に恵まれたらいいなと思います。
田村智子先生
日米会話学院で日英同時通訳を担当。同官庁企業委託科で、官公庁、民間企業からの派遣生に上級ビジネス英語を指導。会議通訳なども手掛ける。
当学院の講師は、それぞれに得意分野を持つエキスパートばかり。特定の講師に師事するのではなく、さまざまな授業を幅広く受けられるため、オールラウンドな能力を身に付けることが可能です。
日英通訳を教える私の授業では、一般的にはハイレベルとされる日英同時通訳のトレーニングを初級段階から取り入れています。大事なのは、枝葉末節にとらわれず、クライアントの身になって肝心な部分をしっかりと伝える姿勢。逆に「明治維新」など、外国の人にはなじみが薄いであろう言葉や専門用語は、機械的な辞書訳でなく、ちょっとした補足説明を加えるといった工夫が通訳の成否を分けることもあります。授業を通じて、コミュニケーションを助ける仕事という自覚を促すのも、私たちの役割だと考えています。
School Data
| 所在地 |
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-21
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| 問い合わせ先 |
同時通訳科 電話:03-3359-9621 FAX:03-3353-8908
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| ウェブサイト |
http://www.nichibei.ac.jp/
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| コース |
同時通訳科「本コース」(教育訓練給付対象講座)、「研究コース」、その他
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| 通信・オンラインの有無 |
なし
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| 開講時間 |
平日19:00~21:00 土13:30~17:40
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募集概要
| 入学時期 |
4月、10月
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| 出願資格 |
特になし
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| 受講説明会 |
1回目:2011年9月10日(土)13:30~、2回目:2011年9月13日(火)19:00~
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| 選考内容・科目 |
英文法、ディクテーション、通訳
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| 入学金 |
0円
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| 受講料(目安) |
同時通訳科本コース210,000円
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| 受験料 |
3,000円
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| 試験日 |
9月6日(火)、9日(金)、11日(日)、15日(木)、17日(土)、18日(日)
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