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The Japan Times 通訳・翻訳キャリアガイド2012

プロの治験翻訳者として 自立するための能力を養う

The Japan Times 通訳・翻訳キャリアガイド2012

治験翻訳に特化した 国内唯一の専門スクール

 医療翻訳の中でも、最も需要が高い治験翻訳の専門スクール。東京校のほかに大阪校もある。

 レギュラー講座は、治験に関する医学知識や専門用語を中心に学ぶ『講義』と、治験翻訳に関するスキルやノウハウを学ぶ『演習』に分けられているが、並行して受講することも可能。

 コースは、『講義』が「レギュラトリー・サイエンス講義」の1コース、『演習』は「和訳演習」「英訳演習」の2コースを開設。さらに、各コースとも、基礎・実践・上級といったレベル別でクラスが選べるようになっている。基本的に、受講資格は設けていないが、『演習』の実践クラスと上級クラスのみ、受講志願者に実力判定試験を実施している。

 また、薬理学や医学統計など、医学の専門知識がより深められる特別講義も人気が高い。

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自ら問題を発見し 自分の力で解決する

講座の最後には個人カウンセリングが行われ、適切なアドバイスを受けられる

『講義』のコースは、現役のメディカルライターが講師を担当。治験のドキュメントを実際に執筆しているライターが教えることにより、治験に関する文章の書き方から医学界の背景知識、正しい専門用語、さらには資料の選び方まで、治験翻訳者として知っておきたい基礎知識を高いレベルで習得できます。

『演習』のコースは、治験翻訳者養成の第一人者であるアルパ・リエゾンの有馬貫志代表が指導。治験翻訳特有の、法的規制を踏まえたうえで翻訳を行う 〝レギュラトリー・サイエンス〟を徹底的に学びます。

 毎回、演習の授業では、課題として、ひとつの治験ドキュメントを分割し、各パートを複数の生徒に翻訳させます。次の授業では、生徒一人ひとりが担当したパートの翻訳を発表するとともに、訳す過程で苦労した箇所や意味の分からなかった単語などを報告。それに対し、講師がアドバイスを送るほか、生徒同士もディスカッションを展開。さらに、次の授業では、生徒全員が担当パートの翻訳をもう一度リライトして提出します。

 これは、自ら問題を見つけ出し、自力で解決する能力を育てるのが狙い。治験翻訳の知識やスキルだけでなく、プロとしての自立心も養っています。

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 英日に特化した和訳演習コースの基礎レベルクラス(全5回)。生徒は大量の課題を消化する必要があるため、基本的に月1回のペースで受講する。

 授業では、米国のNational Cancer Institute(米国国立がん研究所)のテキストを使用。医療の中でも特に高度な研究が進められている抗がん剤の治験をベースに学ぶことで、他の医療分野にも応用できる知識やノウハウを習得できる。

 また、翻訳の基礎や理論に関しては、アルパ・リエゾンが独自にまとめたオリジナル教材を使うことで、翻訳初心者にも分かりやすく教えている。

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同じ翻訳を反復することで実力が確実に身に付く

 もともと仕事をしながら、独学で英語の勉強を続けていたのですが、結婚したのを機に、今の仕事とは別の道でもっと英語が生かせないかと考え、翻訳者の道を目指しました。その中でも治験翻訳を選んだのは、人の命や健康にかかわる医療分野の仕事に、大きなやりがいを感じたからです。

  最初は、無料セミナーに参加したのですが、そこで有馬先生に「ただお金を稼ぐ手段として考えているなら、もっと楽な仕事をお勧めします。でも、人体の仕組みが分かって楽しいとか、医療分野に興味ややりがいを感じているのであれば、ぜひ来てください」と言われ、ここで学びたいと思いました。

 現在は、「和訳基礎演習」と特別講義の「翻訳者のための薬理学入門」を受講しています。

 演習コースのクラスは、とにかく課題をこなすので精いっぱい。自分が発表するのはひとつのパートだけですが、授業ではすべてのパートを扱うので、結局、担当以外のパートも予習していかないとダメなんです。ただ、メールや電話で先生に質問できるので、授業以外でもいろいろと教えてもらっています。

 授業でも、自分の翻訳への評価や、人の翻訳を聞けて参考になるし、先生のアドバイスも本当に的確。リライトの翻訳を作成する際は、最初に翻訳したときと全然違って、授業でたくさんの知識やスキルを学んだことに、いつも気付かされます。

  早くプロの治験翻訳者として活躍できるように、これからもがんばりたいと思います。

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大手翻訳会社と提携し 修了生をサポート

有馬貫志先生
英国Essex大学大学院言語学修士。アルパ・リエゾン株式会社代表。日本メディカルライター協会正会員。東京医科歯科大学では非常勤講師を務めている。

 ここで学べば、治験翻訳に必要な知識、スキル、ノウハウをひと通り学ぶことができます。しかし、短期間のコースですべてを習得することはできません。自分を客観的に分析し、みずから問題を発見・解決できる力、いわゆる自己完結能力をしっかりと育むことで、生徒たち一人ひとりが、自立したプロになるための土台を築いています。

 また、修了生には、個人カウンセリングを実施し、現段階での実力評価を伝えるとともに、今後の課題や学習プランなどについて相談に乗っています。

 さらに、希望者には提携している大手の翻訳会社、人材派遣会社が実施するトライアル試験の受験資格を与えるなど、修了後も、あらゆる面からプロデビューへの道をサポートしています。






School Data

所在地〒101-0061 東京都千代田区三崎町3-7-12 清話会ビル3F
問い合わせ先 電話:03-6272-5216 FAX:03-3261-1184
ウェブサイト http://www.chiken-honyaku.com/
メールアドレス info@chiken-honyaku.com
コース 和訳演習、英訳演習、治験講義
通信・オンラインの有無 なし
開講時間 10:00-22:00(クラスによって異なる)

募集概要

入学時期 4月、10月
出願資格 なし
受講説明会 秋学期無料セミナー(東京2011年9月3日、大阪8月28日) 模擬授業、修了生の体験談、提携翻訳会社の業界説明あり
選考内容・科目 実践演習・上級演習は判定試験あり
入学金 10,000円
受講料(目安) 128,000円(コースにより異なる。各種割引あり)
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