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女性の地位向上を唱導する日本人活動家が、今年の「世界の勇気ある女性賞」を受賞した10人の中に入ったと、米国務省が3月10日に発表した。小酒部さやかさんは、「マタニティ・ハラスメント」、つまり妊娠した働く女性に対する不当な扱いに対抗する戦いで受賞した。小酒部さんは、妊娠後に仕事を辞めるように圧力をかけられ、ストレスで2度流産を経験した。職場で嫌がらせを受けている妊娠した女性や若い女性の代表として声を上げるために、支援団体のマタハラネットを設立した。彼女たちの苦痛が「マタニティ・ハラスメント」の省略形の「マタハラ」という新語を生み、この言葉は2014年の流行語になった。 (March 11)

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