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幹細胞研究でスキャンダルに巻き込まれた上級研究者が自殺したとみられると、8月5日警察が発表した。笹井芳樹氏(52)は、神戸にある政府関連機関の理化学研究所で小保方晴子氏の指導役を務め、小保方氏と共同執筆した論文を発表したが、内容の偽造が原因で撤回された。兵庫県警によると、笹井氏は心肺停止状態だったという。理研によると、警備員が首にロープが巻かれた状態の笹井さんを発見し、急いで病院に搬送したが、2時間後に死亡が確認された。警察は、笹井氏が遺書とみられるものを残していたと発表したが、内容は明らかにしなかった。笹井氏は過去数ヶ月間は健康状態が悪化し、治療を受けていたという。 (Aug. 6)

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